システムエンジニアはフリーランスになってストレスを解消しよう

社会人生活のストレス

学生から社会人になると、思わぬ緊張を強いられてしまい、体が慣れるまでにしばらく苦労をした経験を持つ人は多いことでしょう。これは社会人としての生活スタイルが、そもそもストレスの原因となっている部分も少なくありません。
例えば大学生であれば、好きな格好をして、受講している授業時間に間に合うように、大学の教室に滑り込めばよいのですし、テストの点数さえ良ければ、授業をサボっていても文句を言われることもありません。長い夏休みを含めて、好きな趣味に打ち込める時間もふんだんにありますし、友人達との気楽なおしゃべりや、アルバイトも楽しいものです。
一方社会人として企業に就職すれば、職業人としての自覚を促され、会社の方針や上司の指示には絶対服従が基本です。業種によって幅はあるでしょうが、それでも自由に振る舞うことができる場面は、限られているのが通常です。毎日通勤ラッシュでクタクタになりながら出勤退社を繰り返し、決められた場所で決められた時間拘束されなければなりません。更には会社の都合でいきなり転勤や転属を命じられたり、リストラや人事考課に怯えたり、社内の人間関係や派閥争いに悩むこともあるのです。しかしこのような、会社に雇われて働くというスタイル以外にも、働き方はあるのです。

フリーランスの自由

従来であれば限られた職種でしか実現できなかった、フリーランスという働き方も、最近のネットワーク環境の整備や企業の業務のアウトソーシング化によって、徐々に広がっています。そしてシステムエンジニアの場合にも、やはりフリーランスとして実力を発揮して活躍している人が増えています。フリーランスになれば、会社勤めの安定した身分を捨てることにはなりますが、なんといってもその魅力は、様々な点で自由なことです。
クライアントとの間で対等な契約当事者として業務委託契約などを結ぶことにより、仕事の完成と引き換えに報酬を得るというのが通常ですが、クライアントはフリーランスが働く場所も、働く時間も、管理することはありません。契約の納期に間に合うように、契約内容通りの完成品を納入できれば、いつどこで仕事を完成させても自由です。平日の昼間にのんびり過ごすことも、私用を済ませることも、自由なのであり、通勤ラッシュに巻き込まれる必要もありません。
更に仕事を選ぶことも自由であり、能力さえあれば興味の赴くまま、様々な可能性に挑戦することができます。クライアントからの評価が高ければ、高単価を得られるようになるでしょうし、基本的にはやった分だけ自分の収入になるわけです。うるさくあれこれと指示されることもなく、職場の人間関係に悩むこともありません。